ユニットの修理 1~3
★Western Electric 555
凄いやつがやって来ました。70年前の物らしいのです。復刻版では御座いません。鳴らず修理でしたがそこらじゅ~直しが必要です。
●ダイヤトーンのボロン振動板をマグネシウム振動板に交換する事が可能に成りました。
ダイヤトーンボロン振動板全機種に対応可能です。ツィーター、スコーカー、ミッドハイまで対応可能です。
★★ダイヤトーン
ボロン振動板でお困りな方へ朗報です。ボロン振動板に代わる理想的なマグネシュウム振動板交換サービスを開始しました。
23mm~75mmまでのダイヤトーンボロン振動板に対応出来ます。 交換価格 1本¥20,000円から
従来の樹脂製の振動板とは全くの別物です。
●小口径は44ミクロン 大口径は100ミクロン 純マグネシュウム製です。
●DS-20000番
今回の震災にて倒れて全振動板が破損してしまった為、マグネシュウム振動板に交換しました。
この機種は75mm口径ボロン振動板でこれまでは、交換用ボロンが入手出来ず交換不可能でしたが今回から可能に成りました。
従来の樹脂振動板とは別物の音です。樹脂製は本来振動板用の物ではなく、比重ヤング率、内部損失、比弾性率などで劣って居ります。
●DS-10000 Klavier
これも震災で1本だけ倒れてツィーター、スコーカーが割れてしまった物です。
片側だけでしたので左右の音のバランス、見た目も合わせないといけませんので難しい作業と成りました。
勿論マグネシュウム振動板で交換して居ります。同時にウーハーエッジ軟化処理も行って居ります。
●これはオーディオスピーカーでは御座いませんがスピーカーと言う事で修理依頼が来ました。
船舶用のトランペットスピーカーですが船内でシステムとして入って居るのでこのスピーカーが使えないとシステム全体を交換する事に成り大変な事に成る為に修理依頼が舞い込みました。十分な錆び予防措置をして断線修理を行いました。
この様にスピーカーならジャンルを問わず修理を受け付けて居りますのでご用命お待ちして居ります。
ウーハー修理中の様子です。
たくさん並んで居ますが何故、ウーハーの上にスプレー缶が乗って居るのか判りますか。ウーハー固着修理にはボイスコイルのセンタリングをする必要があるのですが、それにはセンターキャップを外す必要があります。このセンターキャップを接着固定するのに都合が良いのでスプレー缶を重石で使って居ます。
JA-7021の修理前の状態です。
エッジ脱落、センターキャップ凹みでコーンも汚れて、フレームも錆びで汚い状態でした。ヤマハが作ったLE-8Tといった所です。
JA-2071裏側です。クラフト向けのユニットですのでマグネットはカバーに覆われて居ます。
JA-2070(6万5千円)の後続機種です。JA-2071は、3万9千円でした。
フルレストアしたJA-2071です。
*エッジ張り替え
*ボイスコイル筒の変形修正
*センターキャップ修正
*コーンのホワイト塗装
*アルミフレームの塗装
ここまで綺麗に成りました。ボイスコイル筒の変形でダンパーまで取り外して調整を行いました。 参考価格 2万1千円X2
USAのアルティックも修理行います。ALTEC 601-8D
同軸ツィーターの断線とビビり修理です。
これはメーカーは勿論、国内修理屋さんから断られた~敬遠された?物でして回り回って当方に修理依頼が来ました。
大変古いスピーカーです。ビンテージの部類に入ります。ビンテージの匂い(リアルな匂い)がしました。
ALTEC 601-8D
同軸ツィーターの断線と歪みの修理の時の画像です。
ここまでばらすのに時間を要して居ます。相当繊細な作業を要求されます。メガネが絶対必要です。
●JENSEN IMPERIAL BL300 のユニット G610C です
ジェンセン38センチ3ウエイユニット 画像にリンク張りました。
同軸ツィーター鳴らず、スコーカー歪修理を実施。古いですが全体的には綺麗な機体でした。しかし細かい部分では問題が多く苦労しました。
●タンノイ HPD385エッジ交換実施 高耐久布シリコンエッジへの交換です。
●matchless ギターアンプスピーカーキャビネット
楽器用スピーカーも修理入って来ます。4発の内2発鳴らない物でした。コイルの一部断線でしたので正常に修理完了です。
●CORAL 12TET-1
テトラキシャルタイプの3ウェイ同軸型スピーカーユニット
ネットワークもしっかり載ったやつです。ツィーター鳴らず修理、コンデンサー交換も実施
GOODMAN AXIOM80
ボイスコイル焼損の為巻き替えを行いました。ボビンまで焼けて居り紙製ボビンから作り直す事に成りました。
●victor SX-G1Limited
1本35万円だそうです。なぜ高いかと調べたら、コーンが純金メッキだそうです。それにしても高額なスピーカーです。12,5センチコーンの小さなスピーカーなのにワイルドな価格です。過大入力でボイスコイルボビンがコーンから外れてしまった為、ぼそぼそな音に成って居ました。画像にリンク張ってますので参照してください。
●SONY SS-G777ES スコーカー振動板の割れの修理依頼品です。
これもマグネシュウム振動板への交換です。片側のみですがバランスが崩れる事無く完成です。
オリジナルはファインセラミックですがお客様には満足して頂きました。
●ONKEN OS-500KT
歪、音圧不足での修理依頼品 最近、ホーンドライバーの修理が多いです。
●Empire 900エンパイヤと言えばアナログカートリッジで有名ですがスピーカーも作っていたのです。
これは、高域ユニットのみの整備です。
●ダリ ユーフォ二アMS5のツィーターアッシー
丸いツィーターが鳴らないと言う修理依頼。
原因は、内蔵のキャンセリングマグネットが振動板に突き当たって音圧不足に成ったものでした。
その後同じ症状の物が入って来て居ますので接着が不完全な機種と思われます。
ダリの同様ツィーターは問題発生する可能性が高いと言う事に成ります。高域ユニット交換費用が、何と!23万円だそうです。
EUPHONIA MS4 MS5 CS4は同じツィーターを使って居ます。
●TANNOY System 8
この機種の同軸ツィーターは作りが悪く断線が多いです。
●ダイヤトーンDS-505 ミッドハイユニットDM-4021BM
このユニットは最近修理依頼の多いユニットです。腐食による断線で両チャンネルとも切れて居る場合も御座います。
DS-505はウーハー、ミッドローのエッジ軟化で以前の音が蘇ります!!
●リチャードアレン ニューゴールデン8
古いビンテージクラスのユニット。古くなると、いたる所の問題が出て来ます。このユニットは、ボイスコイルセンターずれによるビビり、音圧不足でした。
●当工房にもローサーPM-6が入って来ました。ダンパーとエッジの同時交換が必要なユニットです。
手作り感の強いユニットで、コーンを自分で作っても良いかと思いました。コーン、ボビンの強度が低いのでコーンに外力が加わると、簡単にボビンが変形してボイスコイルが接触してしまいます。
●あの!B&W ノーチラス801のスコーカーユニットです。
ビビリ、歪の修理依頼ユニットです。原因は、ボイスコイルのバラケでした。焼損の形跡は無いのですがなぜかコイルがバラケて居ました。コイルの接着が不完全だった様です。天下のB&Oですがこんな事もあるのです。
●DS-20000のスコーカー振動板交換です。
この機種は75mmもある大口径のボロン振動板です。マグネシュウム振動板への交換です。振動板製作会社に特注で発注して作って頂きました。
1ユニット~ツィーター、スコーカー共に2万円です。
●タンノイ システム8のツィーターです。
2本とも鳴らないと言うので焼損を疑ったのですがコイルの断線でした。端子への接続方法の悪さで断線でした。困って居る方多いかも知れません。カシメでユニットが止まって居ましたので分解が非常に困難でした。Tannoy system8
●アルティック フルレンジ38センチ D130
鳴らず修理品。センターキャップ交換~コーン着色~断線修理実施。
●ALTEC 808-8A ホーンドライバも断線していまいました。
両極とも切れて居ました。
●フォステクス FE208ES
2000年発売で当工房にしてみれば新しい機種ですが断線が多いユニットです。ダブルダンパー、ダブルマグネットの凄いユニットです。
分解~組み立てに時間を要するので困ったユニットです。
●パイオニアのスーパーツィーターの修理もお任せ下さい。
120Khzまで再生出来る事からアナログ、SACDで人気が御座います。鳴らないユニットも修理出来る場合が御座います。
PT-R4,PT-R5,PT-R7,PT-R7Ⅲ,PT-R9~等
リボンが破れたユニットも修理可能です。
●YAMAHAのPA用ウーハーです。こんな無残な事に成ったスピーカーも甦ります!破れ、断線、固着全ての修理を行いました。
●ダイヤトーン DS-9Zウーハーの軟化です。メーカー問わずスピーカーエッジの硬く成ったユニット軟化OKです。
●テクニクス SB-M3のフラット振動板ウーハーのエッジ交換も行いました。面白い作りのウーハーでした。
●パイオニア PAX-A30
コアキシャルユニットのウーハー部分の断線修理を行いました。やはり腐食による断線でした。
●JBL LE8T-2のエッジ軟化です。ランサロイエッジと言うJBLの特殊エッジですが、エッジ交換せずに軟化処理で復活します。
●2S-2503P Monitor-7と言うプロ用スタジオモニター用ツィーターの断線修理時画像です。
写真をクリックすると本体詳細情報にリンクします。
上のツィーターの名板です。検索しても見つかりませんでした。
スピーカーではないのですが、番外で整備依頼されたYAMAHAのGT-2000です
久しぶりにレコードを引っ張りだして聞く事に成りました。
ケンウッド LS-990HG
このツィーターも分解修理が困難なユニットです。
ケンウッドは変な作りのユニットを作るメーカーです。分解~修理が難しいので敬遠される修理屋が多いです。
●ビクター SX-V7-M 画像リンクあり!
スコーカーの断線修理依頼品です。
これはメーカーでも他の修理屋等で断られたユニットでした。
アルミボイスコイルで敬遠されたのでしょう。アルミボイスコイルはハンダ付けが難しいのです。
修理依頼の多いユニットです。
●パイオニアのCS-88Tと言うシステムのユニット断線修理で依頼品です。
山陽地方の某修理屋で修理不可で返却されたユニットでした。
他社で直せなかったと成ると俄然修理意欲が高まりました!
●上のユニットの背面画像です。
外部引き出し線からボイスコイルまで腐食が進行してしまいボイスコイルを外さないと修理出来ないのですが、このユニットの構造がエッジレスとかで分解が出来なかった様で私の所に持ち込まれました。さすがに私も試行錯誤でしたが、何とか修理が完了しました。
●ホーンスピーカーで有名なゴトーユニットの修理が来ました!! SG-17s
マグネットは凄いですが、ダイヤフラムはアルミホイルの質感のものでした。以外な感じです。
腐食断線です。ダイヤフラムのセンタリング調整を行うと出力レベルアップ、歪も低減しました。
ゴトーユニットのホーンを外した状態です。
片方の断線修理でしたが、修理したユニットの方が良く成ってしまった為、その後ペアでの整備を承りました。
ダイヤフラムが大丈夫でボイスコイルが焼損して居る場合でもボビン作成してコイル巻き替えで再生出来ます。
●S-955Ⅱのスコーカーです。
NS-1000Mと比べて認知度が低いですが、ベリリュームを使って居て独特の支持方法が凄い!
●S-955Ⅱの内側はこんな感じです。
●フォステクスもOKです!
このメーカーは以前は、スピーカークラフトユーザー御用達でしたが、今はハイエンドスピーカーシステムも販売して居り注目されて居ます。
パイオニアの同軸スピーカーの修理です。
ボイスコイル摺れで異音が出るユニットでした。原因は、バックプレートずれによる固着に成りかけの為でした。
ヤマハと並んで固着が多いパイオニアユニットです。
コーラル8CX-50
新品同様品ですが、ツィーターが鳴らないユニットでした。腐食による断線です。
●SANSUI SP-100iEX の内部画像です。
何と言う作りでしょうか?! ここまでするか!って言う作りです。
●同じくSANSUI SP-100iEXですが、ツィーターを外すのに車のタイヤ交換時に使う十字レンチが必要です。
馬鹿げて居ると思いませんか!
やっと外れました。~これからやっとツィーターユニットの分解と成ります。
●ダイヤトーンのウーハーエッジの軟化承ります!
写真は、エッジ軟化処理後に単2乾電池を乗せたDS-3000のウーハーです。
硬化したエッジはこの重さでは全く凹みませんが、軟化後はこの様に凹みます。
軟化処理価格 1本5,000円です。その他のメーカーにも対応します。
DS-1000 DS-2000 DS-3000 DS-5000 DS-V5000のウーハー、ミッドローに有効です。
軟化後の環境により再硬化が起きる事が御座いますので、軟化維持剤を添付します。
ケンウッド LS-G5000のツィーターの断線の修理です。
この機種は特殊構造と特殊接着剤で修理屋では断る所が多いですが、当工房ではしっかり修理対応しますのでお申し付け下さい。
●ダイヤトーン 2S-305のユニット群です。
ユニットのみの整備を承りました。
★ダイヤトーン DS-20000ツィーターB4C振動板の割れ修理です。
B4Cの振動板なんて交換部品なんて御座いませんのでDS-2000系のボロン振動板の装換を行います。
★DS-20000番の装換後画像です。
ボロンツィーター振動板の在庫御座いますので、装換、交換修理行います。
鳴らないツィーターも修理行って居ります。
ツィーターの装換画像です。ダイヤトーンのボロン振動板の装換承って居ります
装換用の振動板在庫が無くなる場合も御座いますのでご了承下さい。
■ダイヤトーン(三菱の古いスピーカーはメーカーでの修理はして頂けません。交換用パーツも既に在りません。是非私共に修理をお任せ下さい。
■DS-1000、2000,3000、5000のツィーター修理致します。
■ボロン振動板の割れは修理出来ませんが予備の中古ツィーターのボロン振動板を確保して居りますので装換可能です!
■DS-2000Zのミッドレンジのビビリ(歪み)修理時の様子です。
B4C振動板です。ボロンよりグレーがかった色ですね。
エッジのセンターズレでボイスコイルが接触して居ました。取り外してセンター調整を行います。
ダイヤトーンVS-100F用ツィーター TW-5078
以外に困って居る方が多いユニットです。作りが悪いので断線が多い様です。
コンパクトハイエンドスピーカー「アコースティックエナジーAE2」のツィーター巻き替え修理の時の画像です。
アンプのボリュームを上げたまま、入力を外してしまった為、ツィーターが焼損!! 皆さんも気をつけましょう!!
ALTEC 601C
同軸ツィーターの断線が多いです。同軸構造なので ツィーター単品にする必要があり修理に時間を要します。
ALTEC 601C
マグネット側画像です~ブルーメタリックが綺麗です。
ALTEC 601C
同軸ツィーターの分解画像です。ここまで分解するのが結構大変なんです。
JBL 4344用ウーハー2235H
焼損していなければ修理可能です。 断線箇所の特定に時間が掛かる事が有ります。
JBL 4344用ウーハー2235H
センターキャップの取り外しが国産と違って難しいです。
JBL LE8T
定番のエッジ交換やビビリの修理も行って居ります。
このLE8Tはフルレストア仕様です。コーンのエッジ交換、ボイスコイルボビンの修理調整コーン塗装、センターキャップ交換を行って居ります。
JBL LE8T
ボイスコイルボビンが過大入力により膨らんでしまってビビリが発生して居ました。
KEF コンチェルト用ツィーターT27
ダイヤフラムの凹み修正を行いました。樹脂製のダイヤフラムなので修正は出来ました。
パイオニアのネットワーク基盤の割れも修理OKです。
CS-300Aの基盤です。
修理後の基盤です。銅パターンに銅テープを張り込み後、半田を流修理を行いました。その後、ベーク板を補強を行って居ります。
エクスクルーシブドライバーED-911断線修理です。
ラベルが無いのですが確かにエクスクルーシブです。
JBL ツィーターも断線が多いです。
JBL 4312Aのツィーターです。
腐食断線でした。
SANSUI SP-100iEX
エッジ交換作業です。このエッジはインナーエッジタイプで特殊なタイプと成って居ます。ラバーエッジですが劣化します! ご用命を!
アイデンのホーンツィーターです。AT-7000
断線修理依頼品です。
パイオニアのアルニコマグネット製PM-500です。断線修理です。
SONY SS-G7、G9のミッド、ミッドハイユニットです。
このユニットは断線不良が多いユニットです。このシリーズのツィーターも断線、焼損が御座います。
ミッドユニットを分解したところです。このユニットは分解に時間の掛かる構造です。
●このユニットご存じですか? 見た事あります? 知って居たらかなりのマニアかセレブの方です。
その名は「EOS Artemis」
システム定価 ¥1,300,000
そのウーハーユニットの修理依頼でした。見るまでは手の出せる代物か心配でしたが実際のそれは何とも普通のカーオーディオレベルのユニットでした。
EOSのバックプレートです。
アルミフレームはナント、何と、なんと、プラスチックなんです。コーンはパイオニアカーオーディオスピーカーみたいなハニカム構造のでしたけど。。
ユニット単品価格だって10万円以上する計算ですが???
実際のシステムの音は聞いた事は御座いません。修理は、総分解しなければ成らない大変な作業でした。
●タンノイのツィーターの修理依頼も承って居ります。
珍しいスピーカーの修理依頼が来ました!
現在は永久磁石を使ってスピーカーを鳴らして居ますが、昔はコイルにDC電圧を加えて電磁石で鳴らして居ました。これはその時代のスピーカーです。
RCA MI-1444
MI-1444
蝶形ダンパーと呼ばれる部分です。現在のダンパーはまったく違う形ですね。ボイスコイルの断線修理を行いました。
●テクニクスのフラットスコーカーSB-M1の断線修理依頼品です
フラットスピーカーも基本的には普通のスピーカーと同じです。コーンの上に平らなボードが乗って居るだけです。分解~組み立て工程が多く成ります。
ビクターの球形スピーカー GB-1シリーズ
喫茶店、飲食店で多く使われて居た関係で、内部の埃の堆積が凄いので分解整備が必要です。整備承ります。
●ビクターのファインセラミックスコーカーです。
ZERO-1000のスコーカーです。断線修理でした。
パイオニア S-955Ⅲのリボンツィーターです。
PT-R7IIIと同等のベリリウムリボン型ツィーターです。 120khzまで再生可能との事です。分解整備中画像です。
●YAMAHA NS-515Fのツィーターです。
新しいスピーカーなのに金属疲労による断線でした。作り込みの悪さが原因の故障でした。
●Western Electric ヘッドホンの修理が来ました。
片側のユニットが鳴らない物でした。修理後に音を聞きましたが、オーディオ用の音では無く、通信用途な音でした。
●PATRICIAN800 の76センチウーハーです。
一緒に写って居るアルテックの38センチなのでその大きさが判りますね。
ボイスコイルボビンのセンターズレで歪、ビビリ修理でした。
●RCA LC-1A
特徴的なコーン上のコブも剥がしての修理と成りました。中央にツィーターが有り蝶の様なディフィーザーが付いて居ます。
●YL音響 D-1800番
YL音響さんでは既に修理対応出来ないとの事で当工房に入って来る事が多く成って居ます。
ダイヤフラムは入手不可なので、酷い損傷は修理出来ない場合も多々御座います。
●AXIOM 80
この機種も最近多く入って来ます。組み立て調整に多くのノウハウが必要で時間も要します。これは磁気回路スリットの調整まで行いました。
●Wharfedale W70のユニット群です。
各ユニットの修理を行いW70に載せた物です。
●YL音響 75000番
最近修理依頼が増えているYL音響ドライバー。歪、ビビリ修理依頼品です。
●HARTLEY CONCERT MASTER 6 ツィーター歪修理
他の修理屋で修理出来なかったユニットが回って来ました。
センター調整ではダメでエッジを固める事で修理完了と成りました。構造的に大変難しいユニットでした。
●タンノイ STIRLING / HW
同軸ホーンツィーターが鳴らないと言う修理品でした。
原因は、ツィーターレベル調整の配線プレートのひび割れによるものでした。これを直して鳴らして見ると、レベルコントールが効きません。回路を追うと、効かないのは当たり前の回路でした。良く見ると余計な配線が有り修理経緯をお客さまに聞くと、輸入元のティアックの修理を受けた時にたとえプレートが切れても鳴らなく成らない様にしておきましたと言われたそうです。
その配線変更がレベルコントールを効かない状態にしておいて、なおかつプレートが切れて鳴らなく成ったとは、ティアックさんのサービスマンの質を疑う修理でした。
●パトリシアン使用のエレクトロボイス T250
歪修理とメンテナンス依頼品です。
●インフィニティ RS8 Kappa POLYDOME K
このユニットは劣化している物を良く見かけますね。マグネシュウム振動板で張り替えました。困って居る方は多いと思いますのでご用命下さい。
●Lorenz 30㌢同軸ユニットのツィーター修理。
流通が少ないのか珍しいユニットです。金属疲労断線でした。
●ホンダビート用パワーアップウーハーのエッジ交換依頼品です。
適合エッジが無いので、特注で作ったエッジを張り込みました。熱、直射日光に耐えうる素材で作りました。
困って居る方が意外と多い様です。
●ハーレーダビットソン車載スピーカーの修理依頼が来ました。
お客様のお話では純正品ペア購入すると5万円以上してしまうとの事で修理を行いました。
原因は、磁気回路スリットに鉄粉が入り込んでコーンが動かなく成って居ました。使用環境による特異な不良原因です。
●ビクターFX-9のツィーター
腐食による断線が原因でした。ビクターのツィーターは大体同じ構造ですので他の機種も同様な断線が起こります。
●ALTEC 418‐9B
このユニットは鳴らなく成る物が多いです。金属疲労的断線です。
●Allison Acoustics CD6 ツィーターユニット
症状は音圧不足、歪。磁性流体の硬化が原因です。海外製のツィーターには磁性流体が入って居る物が多いです。
●jensen rp-201
症状は音圧不足、歪、時々鳴らず
原因は、磁気回路スリット固着、ダイヤフラムエッジ破れ、外部引出線切れ
●altec 409b
ウーハーもツィーター、も鳴らないと言う修理依頼品でした。コイルが焼けて居る可能性が高いと思ったのですが、幸いにも金属疲労、腐食による断線でした。
●ALTEC 419-8B
SANTANAなどに入っているユニットです。腐食によるボイスコイルの断線修理品です。
●アコースティックラボ社 ボレロ・グランデツィータ
振動板エッジが剥がれてしまう事が多いユニットです。
●GEC BCS1851
このユニットもビビり修理でした。メタルコーンです。
●ギャザードエッジで有名なHS-500ウーハーです。ビビり修理品
センターキャップ内がこんな事に成って居ました。片方だけらしいのですが。。両方とも同じ様に成って居ると思います。
●グットマン AXIOM301
ビンテージスピーカーユニットでは有名なユニットです。ペアで修理品が入って来ました。ビビリとエッジの撚れです。
ベースユニットとコーンバスケットフレームのビスの緩みで時期回路スリットへの接触、エッジの変形が原因でした。
ビスの緩みですが総分解が必要な修理です。
●テクニクスEAS-20PX70
エッジ劣化・同軸ツィーター鳴らず、ビビりの修理です
お客様の要望で購入価格より多くの費用を掛けてもこのスピーカーの音を聞きたいと言う事で修理させて頂きました。
●フォステクス FE208Super
フォステクスのこの種のユニットは強力なマグネットによりボイスコイルの断線が多いです。
ハンドメイドで専用に作ったエンクロージャーなのでユニットが鳴らなく成ると大変な事に成ります。
●Technics/EAS-10TH800A リーフツィーター
過大入力によりアルミリーフ部の焼損でした。
代替え品が無いので何としても直さなければ成りません。極薄のアルミ箔を繋げるのは神経を使います。
●Genesis V 珍しいタイプのリボンツィーターです。
普通の磁気回路上にリボンフィルムを載せた構造です。過大入力でアルミリボンが熔断したものでした。
アルミフィルムの半田付けはかなりのハイレベルな作業と成ります。
●LINNの修理依頼が来ました。アキュレイト212SE 3Kドライバアレイユニットと言う物らしいです。
修理内容は、振動板の凹みでしたが面白いユニットでした。ペア100万円ほどするらしいです。
●B&W MATRIX 802 series3
歪、ビビリの発生ウーハー
最近、B&Wユニットの修理が多いです。メーカー修理ですと軽く5万円オーバーです。
●ウエスタンエレクトリック KS-10014
最悪な状態からの修理でした。磁気回路に長期間水が溜まった状態だった様で磁気回路内、ボイスコイルが錆びてコーンが動かない状態のユニットでした。この手のスピーカーは中音域しか出ませんが根強い人気が御座います。
●ダイヤトーン PW-201
大変古いユニットで本来エッジも一体の紙コーンでしたが、エッジ部分が劣化して居りました。
エッジ部分をカットして新規にエッジを貼り込みました。コーン部分の補強、着色も行って居ります。
●JBL LE-8T エッジ交換
ロール付の人工皮革製のエッジ交換が出来る様に成りました。
今回はセンターキャップも交換希望でしたので、特別にマグネシュウム製にしました。オリジナルのアルミ製とは高域の伸びが違います。
●コーラル BETA-10
これは、ボイスコイル接触の為のビビリ、歪修理です。
こういった古い機種は、直しても直しても、違う箇所の不具合が発生して大変です。
●フォステクス G1300です。
当工房としてはメーカー対応して居る機種は修理受け付けして居ないのですが、ツィーターの凹み修理と言う形に受付ました。
メーカー修理ですとユニット交換で1本5万円以上と成るそうです。
●ケンウッド LS-1000の鳴らず修理依頼品
ケンウッドのユニットは分解~組み立てが困難な作りで他の修理屋さんでは、断られると思います。この修理品はボイスコイルが焼損して居たのでコイルの巻き替えを行いました。
●ロジャースLS5/9のウーハー 異音修理依頼品でした。
古いユニットはどうしても出て来る不具合です。ボイスコイルの接触が原因です。
コーン、ダンパーを取り外してセンタリング調整です。
●SONY SS-G5、G7、G9のツィーターです。
このツィーターは修理依頼の多い機種です。
断線、ボビン外れ、コイル焼損など様々です。ハイパスコンデンサー不良に成るために多い様です。
●来ました!マクソニック!
フィールド型のウーハーですのでDC電源が必要なんです。震災でコーン破れの修理でした。
●フォステクス T300です。巨大なツィーターでビックリです。
広範囲に腐食が広がって居て大変でした。砲金の塊なので結露が激しかったのだろうと推測します。
●コーラル 8CX-50 古いユニットですが時々修理が来る機種です。
同軸ツィーターとウーハーの両方が鳴らなかった物でした。古いユニットなので腐食による断線でした。
●有名なウエスタンエレクトリックのユニット整備です。WE728B 2本
●WE728Bのコーン修理です。修理痕があるユニットでした。コーンを取り外しての大作業と成りました。
●WE728Bコーン直し終了エッジも分離して交換して居ります。センターキャップも交換しました。
●ALTEC 604-8H リコーン
マルチアンプ駆動のお客様で完全にボイスコイルを焼損させてしまいリコーンと成りました。
●セレッションG12Mのリコーンを行いました。
リコーンと言ってもお客様の要望でコーンはオリジナルを使用してボイスコイルだけを交換しました。
●ダイヤトーンのスタジオユーススピーカー2S-3003のツィーターの修理依頼が来ました。
ペア300万の凄いシステムですよ!ボロンB4cでありながら5センチコーンタイプです。
★JBL Ti1000のツィーター 型式「050ti」
ボイスコイル焼損でしたのでコイル巻き替えで対応しました。
●JBL J216のウーハーです。
この機種のウーハーも固着してしまいます。天下のJBLですがお粗末な接着ですね。
●JORDANWATTS JH-1000搭載のツィーターです。型番JORDANWATTS J51 51mm径 アルミ製の振動板です。
●JORDANWATTS J51のコーンを取り外した所です。
普通の構造のダンパーではなくセンターシャフトがダンパーの役目をして居ます。
●YAMAHA JA2071
エッジ交換、センターキャップ交換、コーン補修、フレーム塗装。
このユニットのセンターキャップはベリリュームなのですがボロボロに割れて居たのでアルミ製キャップに交換しました。
ヤマハ番LE8Tって感じでしょうか。
★パイオニア PT-150
鳴らず修理入って来ました。ベリリューム振動板の単品ユニットです。
●パイオニア PAT-30X 同軸 3ウエイユニットです。
ウーハーとホーンスコーカー、ホーンツィーターまで同軸にした凄い奴です。
●PAT-30Xのアッテネーター、ネットワークユニットです。
コンデンサー容量が大きく変化して居り、歪が発生して居りましたので全交換が必要でした。L,Cが接着剤固定で空中配線でしたので作業に時間が掛りました。